小樽地区生コンクリート協同組合(稲穂1・丹羽治理事長)が、旧北海製罐第3倉庫の保存活用に向けた事業等に100万円を寄附し、3月28日(月)10:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で贈呈式が行われ、丹羽理事長と小野寺均理事が出席した。
小樽市と余市町の7社が加盟する同組合の運営資金のために集めた一部を寄附金に充て、小樽ファンが支えるふるさとまちづくり資金基金に積み立てられる。
迫俊哉市長は、「昨年、北海製罐から第3倉庫を譲り受け、年明けから小樽市のものとなり、これから市民の意見を聞きながら、保全の仕方や活用方法を考えていきたい。
運営するための新たな組織づくりを行い、北運河に目を向け、同倉庫を活気づける取り組みの起点として、その一環として活用させてもらいたい」と感謝した。
丹羽理事長は、「鉄筋コンクリートの建物の基礎となるコンクリートを生業としている会社なので、100年近く経つ第3倉庫が保全活用されると聞き、少しでも応援したいと、同組合の総意で寄附を行った。コンクリート製品の向上にも繋がれば」と述べた。
同組合と小樽市は、2017(平成29)年8月に「大規模災害時における消火用水の搬送協力に関する協定」を締結している。
大規模災害が発生した際、消火用水の確保が困難となった場合に、同組合のミキサー車による消火用水の搬送協力を要請し、消火用水の確保を図るもの。
◎小樽市と小樽地区生コンクリート協同組合が協定を結びました(外部)