北海道道454号小樽海岸公園線の手宮洞窟保存館(手宮1)横に、春の到来を告げる手宮膳前水の滝が出現した。
1882(明治15)年に明治天皇の御行幸の時のために確保された、御前水井から溢れ出る水によって出来る滝で、通称「御膳水の滝」と呼ばれ、雪解けで水量が増える時期に話題となっている。
今年も、小樽市総合博物館の大鐘卓哉学芸員によって3月12日(土)の朝に確認され、同館のFacebookで紹介されている。
春らしい陽気に誘われた27日(日)には、ごうごうと音を立てて流れ落ちる滝が確認でき、例年よりも積雪が多かった分、水量も多いようだ。
本日27日の最高気温は8.6℃を観測し積雪は46cm。まだまだ豪快な滝が楽しめそうだ。
市内では、場所によって雪が深いところも多いが、滝周辺にはフキノトウが咲き、ヒヨドリの囀りと水音が響き渡り春らしい雰囲気に包まれている。
明日28日(月)は、最高気温6℃で曇りの予報。
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