小樽市(迫俊哉市長)は、株式会社コンサドーレ北海道(三上大勝代表取締役GM)及び一般社団法人コンサドーレ北海道スポーツクラブ(岩崎亮輔代表理事)と包括連携協定を結び、3月22日(火)13:00から市役所(花園2)2階市長応接室で締結式を行った。
2021(令和3)年9月に北海道と、これまで道内8市町と協定締結し、小樽市は道内9番目となる。
コンサドーレとコンサドーレスポーツクラブは、サッカーをはじめとするスポーツ振興を通じて、北海道の親交と地域活性化に取り組んできた。北海道が相互に協力し、官民協働により地域活性化及び住民サービスの向上に資することを目的とし、小樽の魅力を高めるまちづくりの推進に関する事項について連携及び協力を行う。
迫市長は、「昨今少子化の時代となり、学校スポ—ツのあり方について考える機会があり、国の方からは中体連など参加できる要件の緩和など、さまざまな分野でお互いの知恵を出し合い、協定がお互いにとってメリットが感じられるようにしたい。
他自治体の取り組みを参考にしながら、小樽の魅力を高めるまちづくりの内容をしっかりと考えていきたい。本日が出発点となり、力添えをいただきたい」と期待を寄せた。
三上GMは、「北海道に係る市町村民を元気に豊かにするクラブで、スポーツやサッカーを通して、小樽市のまちづくりに寄与できることを嬉しく思う。
その地域の課題は何か、地域住民にも聞き、これまでのノウハウを含めて小樽市と共有して地域課題を解決していきたい。気軽にコンサを利用してもらい、私たちにとっても小樽市はとても重要なエリア。お互いが成長できるよう、住みやすい町・市にしたい」と述べた。
岩崎代表は、「北海道にスポーツのある日常をミッションに掲げ、サッカー以外のスポーツにも力を入れて活動。スポーツ以外に社会連携事業として、自治体との取り組みとして、地域の課題にもチャレンジしたい。
締結を通じて小樽のためにできること、様々な活動を通じて、コンサと小樽市が、さらに繋がりが深くなるよう引き続きよろしくお願いしたい」と述べた。
小樽の魅力を高めるまちづくりについて、三上GMは、「小樽へ来た人が北海道はいいよねと、小樽から発信したい。コロナが収束して再開できたあかつきには、サッカーを通じて、観光を進めながら地域の方とサービスも提供したい」と話した。
同チームには小樽出身の菅大輝選手が所属し、同選手が小樽に来ることで、近い存在が刺激を与える。同社とのパートナー企業は、道内だけで600社以上あり、小樽の子どもたちに会社を見学するなど、今後、具体的な内容を決め実施したいとした。
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