日本遺産“北海道の炭鉄港” フレーム切手発売

 日本郵便株式会社北海道支社(札幌市中央区・及川裕之支社長)は、日本遺産「炭鉄港」を題材にした、オリジナルフレーム切手セット「本邦国策を北海道に観よ〜北の産業革命「炭鉄港」を、3月14日(月)から小樽市内35ヵ所をはじめ、空知管内・室蘭市・夕張市の郵便局で販売を開始。

 

 18日(金)11:00からは、市役所(花園2)2階市長応接室で、小樽市(迫俊哉市長)と包括連携協定を締結している、小樽奥沢郵便局の谷口理局長をはじめ、小樽産業会館内郵便局・池田光晴局長ら5名が出席し、発売を記念した贈呈式を行った。

 

 迫市長は、「郵政と炭鉄港のPRに努めていることを表すことができ、鉄道ファンにも興味を持ってもらえ、市制施行100周年でもあり、改めて活用できれば」と話した。

 

 オリジナルフレーム切手セットは、全国各地で地域振興の一環として制作販売され、今年2022(令和4)年は、日本に鉄道が開業して150周年の記念すべき年とされている。

 

 日本遺産「炭鉄港」は、空知の「鉄鋼」・室蘭の「鉄鋼」・小樽の「港湾」を繋ぐ鉄道を舞台に繰り広げた産業革命の物語で、幌内変電所・手宮線跡及び付属施設・北炭ローダー基礎などの、構成文化財の写真を使用した84円切手10枚とB6サイズの解説付き。1部1,500円(税込)で1,000部発行した。

 

 市内販売分は70部×3種類の210部。発売から4日間ほどで60部が売れたという。今後、市内各所の郵便局に加え、小樽市総合博物館売店やUNGA+でも発売を予定している。

 

 担当の谷口局長は、「夕張などの産炭地の郵便局からの対応で、図柄の入った切手セットは、普段なかなか持つ機会がないので、この機会にぜひ購入してもらいたい」と話した。

 

 ◎日本郵便〜オリジナル フレーム切手(外部)

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