小樽市(迫俊哉市長)は、3月17日(木)13:00から本会議場で、小樽市議会2022(令和4)年第1回定例会を再会。最終日を迎え、市長提案の35件すべてを原案通り可決し閉会した。
迫市長提案の2022(令和4)年度小樽市一般会計予算をはじめ、3月2日(水)に追加提案した議案36号2021(令和3)年度一般会計補正予算において、大雪による不足を見込み、財政調整基金繰入金を財源とした除雪費2億円の補正額を計上。早急に対応するため先議し可決とした。先議分を含む35件は、原案通りに可決となった。
共産党からの議案第35号非核港湾条例案と、最終日に提出した2022(令和4)年度小樽市一般会計予算に対する修正案は否決となった。
感染防止対策協力支援金給付事業費に係る予算と、除排雪関係経費に係る予算の2件の報告は承認。
今定例会で新たに付託された、陳情第29号JR小樽駅前広場生整備の中止方についてと、陳情第39号小樽市役所のウイングベイ小樽移転方については、共に継続審査となった。
継続審査中で今定例会で結果の出たものは、陳情第11号公共施設再編に当たる機能と利便性の維持向上方についてと、陳情第14号新市民水泳プールの早期建設方についての2件。
公共施設の再編に関する調査特別委員会における調査は終了した。
議案第25号の小樽市公設青果地方卸売市場条例を廃止する条例案については、通常半数のところ、3分の2以上の特別多数議決20名の賛成で可決となった。
意見書案では、1号ケア労働者の大幅賃上げと職員配置基準の見直しを求める意見書案は否決、2号国民の祝日海の日の7月20日への固定化を求める意見書案、3号の地方創生と感染症対策に資するデジタル化の推進を求める意見書案、4号介護職員の処遇改善に関する手続きの簡素化と対象職種の拡大を求める意見書案の3件は可決された。
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