おたる水族館(祝津3)では、3月12日(土)から11月27日(日)まで無休で、2022(令和4)年の通常営業を開始する。(写真提供:おたる水族館)
今回の特別展は、水の中で暮らす生きものの見た目に着目し、「生きものの不思議」について、模様や大きさの不思議など3部構成で行う。
第1部は3月12日(土)~6月20日(月)、「模様の不思議」と題し、模様がある熱帯魚12種類以上を展示する予定。
スケスケ模様が印象的なナマズの仲間のトランスルーセントグラスキャットは、熱帯の湖に生息する透明な魚で、それぞれの模様には意味があり、そうした生き物に、さらに興味を持ってもらおうと企画。
第2部は7月1日(金)~8月31日(水)、「成長の不思議」の魚10種類以上を展示する予定。幼魚の時は渦巻模様で、成魚になると横縞模様へ変化する魚など、子どもから大人への変化を紹介する。
第3部は9月11日(日)~11月27日(日)、「大きさの不思議」に合わせた10種類以上の魚を展示。大きな貝や大きなナマコ、大ウナギなどを展示する予定。
同館の学校団体向けバックヤードツアーがコロナ禍で中止となり、代わりに教育プログラム「ペン太の挑戦状」を4月1日(金)から実施する。
飼育員や職員が作った生物についての問題を出題し、1グループ5名の参加者それぞれが違う問題を受け取り、1人ずつ解いていき、答えを繋いで問題の答えになるクロスワードパズルを考案。
新倉屋制作のゴマフアザラシをモチーフにした「ゴマフ大福」(1個160円・数量限定)を、3月12日(土)から市内直営3店舗で販売開始する、初コラボスイーツにも着手。
ゴマフアザラシの特徴となるゴマ模様を、ゴマ大福よりも3~5%増やして入れたゴマの量で再現。見た目もよりゴマフアザラシに近い、風味も良く歯ごたえがあり、食べやすいサイズに仕上げた。今後、ゴマフアザラシの季節の変化に対応して工夫する予定。
10年ぶりとなるアブラボウズの展示も12日(土)から開始する。4日(金)に室蘭水族館から1個体を入手。10歳未満で体長約75cm・7.215kg。
このほか、ペンギンの海まで散歩をはじめ、感染拡大防止の観点から、イルカスタジアムの定員を50%(315名)の入場に留め、海獣公園とともに人気のショーも開始する。
遊園地も4月16日(土)から開園し、10月10日(月)まで10:00〜17:00に営業する。