小樽市内新型コロナ新規陽性73名 集団接種スタート

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月22日(火)に、市内3,342〜3,414例目(道内159,063〜159,135例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者73名を確認したと、23日(水)15:00に発表。

 

 症状は軽症が64名で無症状9名、重症者はいない。本日の73名のうち55名は市内の陽性患者との接触で、残り18名は感染経路不明。

 

 市内33例目の医療機関は職員18名・入院患者35名の合計53名、35例目の通所介護事業所でも職員11名・利用者15名の合計26名のまま。

 

 36例目の医療機関では、職員1名・入院患者3名が増え、職員7名・入院患者47名の合計54名に。37例目の高齢者グループホームは職員7名・利用者11名の合計18名のまま。39例目となる通所介護事業所は職員3名・利用者8名の合計11名のまま。

 

 40例目となる高齢者施設は職員4名・入所者6名の合計10名のまま。41例目となる高齢者施設では、職員4名・入所者14名が増え、職員11名・入所者26名の合計37名に。

 

 42例目となる医療機関では、職員1名・入院患者1名が増え、職員4名(市外1名)・入院患者8名の合計12名となった。

 

 保健所ではさらに見直しを行い、32例目の医療機関のクラスターを21日(月)で収束とし、今後の収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施する。

 

 38例目となる高齢者入居施設のクラスターは23日(水)を以って収束となる見込み。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 福祉保険部保険収納課の50歳代女性職員の同居家族が、20日(日)に陽性を確認。同日夜に咳の症状が出て、22日(火)にPCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は18日(金)。職員や市民に濃厚接触者はいない。

 

 財政部納税課の50歳代男性職員の同居家族が、20日(日)に陽性を確認。22日(火)にPCR検査を行い陽性を確認。最終勤務日は18日(金)で、職員と市民に濃厚接触者はなく、納税課業務に支障はない。

 

 小樽市は、北海道が示す事業者向けリストアップに照らし合わせ、濃厚接触者かどうか判断している。

 

 3回目の新型コロナウイルスワクチン集団接種が、23日(水)にウイングベイ小樽(築港11)でスタートした。午前は10:00〜12:00に400人、午後は14:00〜16:00に400人の接種が実施され、モデルナ製ワクチンを使用。

 

 次回は26日(土)14:00〜16:00に行われ、3月27日(日)までの土曜日は午後のみ、日曜日は午前と午後、21日(月)の祝日は午前と午後を予定している。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計50,600名のうち陽性者3,414名(再陽性者14名を含む)。陽性者のうち入院中36名・宿泊療養施設3名・自宅・施設療養513名・宿泊療養等調整中32名、陰性確認済等2,766名、死亡64名。

 

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