発達した低気圧の影響で、2月21日(月)は北海道各地で暴風雪に見舞われ、小樽でも、一日中降ったり止んだりが続き、時折、視界を遮るほど突風となった。
19:00までの24時間の降雪量は17cmで積雪は123cm。小樽市教育委員会によると、市内小中学校を臨時休校とした。
JR北海道では、札幌発着のすべての列車の運休を決め、小樽駅でも発着すべての列車(札幌方面・倶知安方面)を終日運休とし、いつもの駅の様子とは違ってた。
明日22日(火)も除雪作業と安全確認のため、始発から運転を見合わせることが決まり、札幌から新千歳空港間については、昼頃の運転再開に向けて作業を進めているという。
北海道中央バスでも、札幌-小樽間の高速おたる号は終日運休となり、高速いわない号・高速ニセコ号などは一部区間が運休となった。小樽発17:15の宮の沢行きのJRバスが札幌方面に行く最終便となり、バス停には長蛇の列ができていた。
市内線のおたもい線・おたもいぱるて築港線は、大雪のため、幸入口から育成院前までを部分運休、天狗山ロープウエイ線も大雪のため、小樽未来創造高校前から天狗山までを部分運休とした。
高速道路では、後志道余市IC-小樽JCT上下とも、小樽IC-札幌JCT上下とも吹雪のため通行止めに。
5日(土)から6日(日)にかけて記録的な大雪に見舞われ、またも暴風雪となり、2月に入ってから悪天候が続き、市民は除雪の疲れが生じ、雪の捨て場もなくなり、厳しい冬を実感していた。
20:00現在、石狩・後志地方に、波浪警報、風雪、大雪、なだれ注意報が発令され、21日(月)の夜のはじめ頃まで暴風雪や高波に警戒を呼び掛けている。