小樽市内新型コロナ 新規陽性76名・クラスター1件

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月19日(土)に、市内3,160〜3,235例目(道内152,764〜152,839例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者76名を確認したと、20日(日)15:00に発表。症状は軽症が73名で無症状3名、重症者はいない。

 

 本日の76名のうち60名は市内外の陽性患者との接触で、残り16名は感染経路不明。新たに再陽性者を1名確認し、これまでを合わせ12名に。

 

 市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、職員2名・入院患者10名の合計12名のまま。市内33例目の医療機関は職員18名・入院患者35名の合計53名、35例目の通所介護事業所でも職員11名・利用者15名の合計26名のまま。

 

 36例目の医療機関では職員4名・入院患者42名の合計46名のまま。37例目の高齢者グループホームは職員3名・利用者3名が増え、職員6名・利用者10名の合計16名に。38例目となる高齢者入居施設のクラスターは職員1名・入居者4名の合計5名、39例目となる通所介護事業所は職員3名・利用者6名の合計9名のまま。収束見込みのクラスターはなし。

 

 40例目となる高齢者施設は職員2名・入所者3名の合計5名のままで、41例目となる高齢者施設では職員1名が増え、職員2名・入所者8名の合計10名に。

 

 市内医療機関で42例目となる新たなクラスターが発生。職員3名(市外1名)・入院患者5名の合計8名の感染を確認。接触の可能性のある職員25名・入院患者47名の検査を行い、陰性を確認。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 本日20日に、市内小学校1校・1学級と中学校1校・1学級で感染者を確認。両校ともに22日(火)まで、学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 現在、小学校5校・9学級と中学校4校・4学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は1中学校・1学級。

 

 保健所健康増進課の20歳代女性職員が、濃厚接触者に該当したため、14日(月)から自宅待機に。17日(木)に鼻水と咽頭痛があり、19日(土)に検査を行い陽性を確認。最終出勤日は9日(水)。業務中の市民との接触はなく、職場に濃厚接触者はいない。

 

 総務部秘書課の50歳代男性の同居家族が18日(金)に陽性となり、19日(土)にPCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は18日(金)。業務中の市民との接触はなく、職場に濃厚接触者はいない。

 

 建設部建設事業室維持課の40歳代男性職員の同居家族が18日(金)に陽性となり、19日(土)にPCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は17日(木)。業務上の不特定多数の市民との接触はなく、職場に濃厚接触者はいない。

 

 小樽市は、北海道が示す事業者向けリストアップに照らし合わせ、濃厚接触者かどうか判断している。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計49,858名のうち陽性者3,235名(再陽性者12名を含む)。陽性者のうち入院中42名・宿泊療養施設7名・自宅・施設療養470名・宿泊療養等調整中49名、陰性確認済等2,605名、死亡62名。

 

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