小樽市(迫俊哉市長)は、2月15日(火)に、市内2,923〜2,985例目(道内140,868〜140,930例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者63名を確認したと、16日(水)15:00に発表。症状は軽症が59名で無症状4名、重症者はいない。
本日の63名のうち41名は市内の陽性患者との接触があり、残り22名は感染経路不明。
市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、職員2名・入院患者10名の合計12名のまま。市内33例目の医療機関も、職員15名・入院患者33名の合計48名のまま。
35例目の通所介護事業所でも、職員11名・利用者15名の合計26名のまま。36例目の医療機関では、職員2名・入院患者4名が増え、職員4名・入院患者19名の合計23名になった。
37例目の高齢者グループホームでも、職員2名・利用者4名の合計6名、38例目となる高齢者入居施設のクラスターも職員1名・入居者4名の合計5名のままだが、収束が見込まれるクラスタ—はない。
1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。
本日16日に、市内中学校1校・1学級で感染者を確認。20日(日)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。
現在、小学校7校・10学級と中学校2校・2学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は6小学校・7学級と1中学校・1学級。
発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。
小樽市における現検査状況は、累計48,756名のうち陽性者2,985名(再陽性者11名を含む)。陽性者のうち入院中51名・宿泊療養施設7名・自宅・施設療養458名・宿泊療養等調整中31名、陰性確認済等2,378名、死亡60名。
◎2月16日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎2月16日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)
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