小樽市(迫俊哉市長)は、2月13日(日)に、市内2,778〜2,835例目(道内136,334〜136,391例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者58名を確認したと、14日(日月15:00に発表。症状は軽症が54名で無症状4名、重症者はいない。
本日の54名のうち43名は市内外の陽性患者との接触があり、残り15名は感染経路不明。12日(土)に70歳代2名の死亡を確認し、市内のコロナ感染死亡が60名に。
市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、職員2名・入院患者10名の合計12名のまま。市内33例目の医療機関では、職員2名・入院患者1名が増え、職員13名・入院患者23名の合計36名に。
34例目となる市内障害者グループホームは、本日いっぱいで収束の見込み。
35例目の通所介護事業所では、職員2名が増え、職員11名・利用者15名の合計26名。36例目の医療機関では、入院患者4名が増え、職員1名・入院患者13名の合計14名になった。
市内高齢者グループホームで、37例目となる新たなクラスターが発生。10日(木)〜14日(月)にかけ、職員2名・入居者3名の合計5名の感染を確認。職員19名・入居者14名の検査をして陰性を確認。
1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。
本日14日に、市内小学校3校・4学級で感染者を確認。2小学校は16日(水)まで、1小学校は17日(木)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。
現在、小学校9校・15学級と中学校2校・2学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は3小学校・3学級。
小樽市立病院では、30歳代男性事務職員の同居家族に、11日(金)に症状が現れ、12日(土)に市内医療機関で検査を行い陽性が判明。13日(日)に咽頭痛があり、PCR検査を実施し陽性を確認。最終出勤日は10日(木)で、11日(金)以降は休務。
14日(月)に関係する職員4名の検査を行い、全員の陰性を確認。診療業務は通常通り実施している。
2月6日(日)〜12日(土)の1週間集計では、先週より66名増の415名で、陽性者の年齢も10歳未満から90歳代まで広がっている。
保健所では、「クラスター関連で高齢者の数が増え、家族感染でも親や祖父母の感染が広がった。
いつがピークなのか、先が見えな状況が続き、ひとりひとりの感染対策が大事」と話している。
発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。
小樽市における現検査状況は、累計48,072名のうち陽性者2,835名(再陽性者11名を含む)。陽性者のうち入院中49名・宿泊療養施設10名・自宅・施設療養415名・宿泊療養等調整中30名、陰性確認済等2,271名、死亡60名。
◎2月14日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎2月14日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)
◎2月14日小樽市立病院における新型コロナウイルス感染症患者の発生について(外部)
◎関連記事