新規陽性過去最大72名・死亡1名 小樽市内新型コロナ感染

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月7日(月)に、市内2,420〜2,491例目(道内116,096〜116,167例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者72名を確認したと、8日(火)15:00に発表。

 

 6日(日)の最多65 名をさらに更新した。症状は軽症が69名で無症状3名、重症者はいないが、6日(日)に90歳代1名の死亡を確認し、市内のコロナ感染死亡が57名に。

 

 本日の72名のうち45名は市内外の陽性患者と接触があり、残り27名は感染経路不明。依然として、家族間の感染の多さは変わらず、感染経路不明も増え続けている。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、職員2名・入院患者9名の合計11名のまま。市内33例目の医療機関では、職員1名・入院患者5名が増え、職員4名・入院患者16名の合計20名になった。

 

 34例目となる市内障害者グループホームでは、市外在住者を含む職員7名と入所者5名の12名のまま。

 

 本日8日に、市内小学校1校・1学級で感染者を確認し、2月8日(火)〜10日(木)の間、学級閉鎖の措置を取り、いずれの学校でも関係者については調査中。

 

 現在、小学校7校・11学級と中学校1校・1学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は2小学校の3学級。

 

 消防本部総務課の20歳代男性職員が、3日(木)に陽性判定を受けた同課職員の濃厚接触者となり、自宅で健康観察を行っていた。6日(日)に発熱と咽頭痛があり、7日(月)にPCR検査を実施し陽性を確認。

 

 最終出勤日は2日(水)で、すでに消防本部の消毒実施済み。同課職員3名を濃厚接触者として、検査を実施し陰性を確認。業務中の市民との接触はなく、消防体制に支障はない。

 

 総務部企画政策室の40歳代男性職員の同居家族が、6日(日)に陽性と判明して濃厚接触者となったため、7日(月)にPCR検査を実施し陽性を確認。最終出勤日が4日(金)で、市民とも職員とも濃厚接触者はいない。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計46,774名のうち陽性者2,491名(再陽性者9名を含む)。陽性者のうち入院中33名・宿泊療養施設8名・自宅・施設療養361名・宿泊療養等調整中42名、陰性確認済等1,990名、死亡57名。

 

 ◎小樽市新型コロナウイルス感染症情報(外部)

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎2月8日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎2月8日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎2月8日消防本部職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎2月8日総務部職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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