2月5日(土)夕方から深々と降る雪に見舞われた小樽では、今シーズン最高の積雪130cmに達し、6日(日)も未明から降り続き、朝から生活道路を確保するために、市民は除雪に追われ、「一度にこんなに降るなんて!」と、度々の大雪にうんざりしていた。
5日は夕方から時折、視界を遮るほどの吹雪となり、みるみるうちに積り、玄関ドアを塞ぐほどの降雪に見舞われた。1年にあるかないかの降雪に恐怖心を募らせた市民も多い。
6日16:00までの24時間、北海道の降雪量で一番多かったのは、札幌の53cm、小樽は32cmで後志地方で一番多かった。札幌も積雪100cmを超え、記録的な大雪となった。
道内173の観測地点で一番多かった積雪は、留萌地方の幌糠の211cm、次いで石狩地方の厚田195cm、後志地方の倶知安も193cmと堂々の3位。いつもトップの上川地方の朱鞠内は178cm、幌加内は177cmで上位を占めている。小樽は1cm減の129cmで18番だった。
◎2022年2月6日北海道の24時間降雪量多いほうから(外部)
◎2022年2月6日の北海道の日最深積雪深いほうから(外部)
高速道路では、札幌JCTから札幌西ICは、通行止め、札幌西ICから小樽ICは、両方向50キロ規制。
JR北海道では、小樽から新千歳空港行きの快速エアポートなど、終日運転を見合わせ、札幌圏で運行する列車を午後からすべて運休して除雪作業を行っている。
北海道は、7日(月)にかけても冬型の気圧配置が続き、後志地方では、曇りまたは雪で所により吹雪く見込み。