小樽運河クルーズ(港町5)は、観光庁の既存観光拠点の再生高付加価値化推進事業の補助金を活用し実証実験として、2月3日(木)〜6日(日)の限定のナイトクルーズ(18:30便のみ)で、プロジェクションマッピングクルーズを実施している。
初日の3日(木)は悪天候で中止となり、穏やかな天気となった4日(金)は、小樽運河中央橋発券所に、乗船手続きをする人でゴッタ返していた。
ロングラン実施されていた小樽ゆき物語クルーズの青のイルミネーションは、1月31日(月)で終了していたが、通常定員50%の14名が乗船し、光の映像が照らされた夜の小樽運河クルーズを、キャプテンのガイドに耳を傾けながら、40分間堪能した。
中央橋を出港して北運河方面へ向かい、月見橋から小樽港へ寄り道して、旭橋から再び運河に戻り、北浜橋を潜り北運河の先端まで行き、方向転換して浅草橋まで行き、中央橋に戻るコース。
プロジェクションマッピングは9か所を予定し、運河の壁伝いにニシンが泳ぐ姿や、北海製罐建物の壁には、小樽運河の昔の風景が絵で大きく映し出された。映像に合わせて、キャプテンによるガイドを盛り込み、乗船客を楽しませた。
乗船が叶わなかった人たちは、運河の遊歩道でその様子を見ようと待ち構えたが、思いもよらぬ積雪で、運河に浮かぶ船は一部の場所でしか見ることができなかった。
5日(土)は悪天候により全便運休となり、最終日の6日(日)に期待が集まる。