小樽市内新型コロナ感染 新規陽性者50名

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月3日(木)に、市内2,225〜2,274例目(道内102,356〜102,405例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者50名を確認したと、4日(金)15:00に発表。症状は軽症が44名で無症状6名、重症者はいない。

 

 本日の50名のうち33名は市内外の陽性患者と接触があり、残り17名は感染経路不明。依然として家族間での感染も多く、感染経路不明も増えている。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 現在、収束したクラスターはなく、32例目の医療機関では拡大は見られない。

 

 本日4日(金)、市内小学校2校と中学校1校で感染者を確認し、小学校1校は2月4日(金)〜7日(月)の間、もう1校は2月4日(金)〜8日(火)の間、中学校は2月4日(金)〜9日(水)の間、学級閉鎖の措置を取り、いずれの学校でも関係者については調査中。

 

 本日まで、小学校11校・15学級と中学校4校・4学級が閉鎖。このうち小学校2校・2学級、中学校2校・2学級が本日までの閉鎖。

 

 消防本部予防課の20歳代男性職員が、2日(水)の勤務後に発熱し、3日(木)PCR検査を実施し陽性を確認。職員3名を濃厚接触者として同日検体採取。業務中の市民との接触はなく、消防体制に支障なし。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計45,732名のうち陽性者2,274名(再陽性者9名を含む)。陽性者のうち入院中39名・宿泊療養施設5名・自宅・施設療養324名・宿泊療養等調整中23名、陰性確認済等1,826名、死亡56名。

 

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