小樽市内新型コロナ感染経路も増加 新規陽性37名

 小樽市(迫俊哉市長)は、1月29日(土)に、市内1,984〜2,020例目(道内87,273〜87,309例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者37名を確認したと、30日(日)15:00に発表。症状は軽症が33名で無症状4名、重症者はいない。新たに再陽性者を1名確認し、これまでとを合わせ8名に。

 

 本日の37名のうち24名は市内外の陽性患者と接触があり、残り13名は感染経路不明。家族間感染も多いが、感染経路も増えている。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 また、市内小学校1校・中学校1校で感染者を確認。小学校では1月30日(日)〜2月3日(木)の間、中学校では1月30日(日)〜2月4日(金)の間、学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 市内27例目クラスターの潮見台中学校は収束したと発表。28日(金)まで学校閉鎖としていたが、31日(月)から登校再開となり、この他、31日(月)から学級閉鎖が解除され再開する学級は、小学校4学級・中学校4学級。

 

 教育委員会教育研究所の60歳代男性職員が、28日(金)の勤務中、喉の痛いの症状が現れ帰宅。29日(土)にPCR検査を実施し陽性を確認。29日(土)から当面の間、執務室・委員会庁舎1階男子トイレを閉鎖。

 

 不特定多数の市民との接触はなく、関係する職員3名に検査を実施し、全員の陰性を確認。相談業務においては、当面、学校教育支援室で対応するとした。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計44,069名のうち陽性者2,020名(再陽性者8名を含む)。陽性者のうち入院中19名・宿泊療養施設9名・自宅・施設療養257名・宿泊療養等調整中24名、陰性確認済等1,671名、死亡56名。

 

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