小樽市(迫俊哉市長)は、1月26日(水)に、市内1,867〜1,903例目(道内78,640〜78,676例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者37名を確認したと、27日(木)15:00に発表。症状は軽症が34名で無症状3名、重症者はいない。
本日の37名のうち、26名は市内外の陽性患者と接触があり、依然、同居家族間の感染が目立つ。残りの11名は感染経路不明。
保健所では、1月に入ってから感染が拡大し新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としている。
市内27例目クラスターの小樽市潮見台中学校は、26日(水)までの教職員5名・生徒16名に、本日生徒1名が増え合計22名に。市内28例目となるクラスター・市内建設関係事業所は7名のまま。
市内29例目クラスターとなる市立潮見台小学校では、本日児童5名が増え、教職員2名・児童17名の合計19名となり、市内30例目クラスターとなる市立花園小学校でも、児童6名が増えて教職員1名・児童16名の合計17名となった。市内31例目のクラスターとなる市内医療機関においては増加なし。
また、市内小学校2校と1保育所で感染者を確認。小学校は、1月27日(木)〜2月3日(木)の間、学級閉鎖の措置を取り、保育所は28日(金)と29日(土)に施設の消毒を兼ね、臨時休園を決め、関係者についてはそれぞれ調査中。
小樽市立病院では、26日(水)に40歳代の女性視能訓練士1名と30歳代女性看護助手1名の新規陽性を確認。
女性視能訓練士は札幌市で公表され、24日(月)に咽頭痛・頭痛の症状があり、26日(水)に同居家族の陽性が判明し、本人もPCR検査を行い陽性が確定。最終出勤日は20日(木)で21日(金)は休務。
女性看護助手は18日(火)に咽頭痛・頭痛の症状があり、19日(水)に抗原検査で陰性が出たが、出勤停止とし、26日(水)に出勤停止解除のためPCR検査を行い陽性が判明。最終出勤日は17日(月)で18日(火)は休務。
26日(水)に関係する入院患者8名の検査を実施し、全員の陰性を確認。診療業務については通常通り実施されている。小樽市立病院の陽性者は、感染経路がそれぞれに違うためクラスター扱いにはならない。
また、発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。
小樽市における現検査状況は、累計43,368名のうち陽性者1,903名。陽性者のうち入院中21名・宿泊療養施設14名・自宅・施設療養225名・宿泊療養等調整中21名、陰性確認済等1,566名、死亡56名。
これまでに公表した陽性者数に、再陽性者7名が含まれていることが分かった。
◎1月27日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎1月27日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)
◎1月27日小樽市立病院における新型コロナウイルス感染症患者の発生について(外部)
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