連日のように降雪に見舞われた小樽では、1月23日(日)1:00に積雪100cmを記録。札幌管区気象台の発表では、北海道173の観測地点で、13:00現在、100cm以上の積雪があった地点は19地点。
◎2022年1月23日の北海道の日最深積雪深いほうから(外部)
今シーズンの小樽は雪が比較的に遅かったものの、12月17日(金)にまとまった雪が降り、積雪51cmを観測後は、連日50cmの積雪が続いていた。
1月に入ってからも雪の日が多く、22日(土)に88cmを観測し、23日(日)深夜に100cmとなり、国道5号線には左右に大きな雪山が連なっていた。
累積降雪量で見ると、2021年11月1日(月)~2022年1月22日(土)の小樽は、平年値288cmより22cm多い314cm。
後志管内の降雪量は、赤井川485cm・倶知安475cm・喜茂別416cm・蘭越380cm・黒松内373cm・余市371cm・小樽314cmと、豪雪地帯が並ぶ。
23日(日)は雪も小康状態となったが、雪かきに追われる市民の姿が見られた。6:06に気温マイナス5.2℃を観測したが、徐々に上昇し、12:56に0.5℃のプラス気温で経過し降雪量は20%。
幸町にある雪捨て場では、雪を積んだダンプカーが行き交い、夏になっても融けきらないような大きな雪山ができていた。
そんな景色とは対照的に、塩谷海岸では波を楽しむサーファーの姿が見られ、穏やかな冬空となった。
24日(月)は1日を通して氷点下の気温となり、曇り雪で、降雪量は70%の見込みと予想される。