小樽市(迫俊哉市長)は、1月22日(土)に、市内1,738〜1,772例目(道内71,833〜71,867例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者35名を確認したと、23日(日)15:00に発表。症状は軽症が20名で無症状15名、重症者はいない。
本日の35名のうち、29名は市内外の陽性患者と接触があり、同居家族間の感染が多い。残りの6名は感染経路不明。
保健所では、1月に入ってから感染が拡大し新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としている。
新成人の市内26例目クラスターは、22日(土)までの新成人44名･従業員2名･合計46名のまま。市内27例目クラスターの小樽市潮見台中学校も、22日(土)までの教職員5名･生徒16名･合計21名のまま増加はなく、新たに、市内28例目となるクラスターが市内建設関係事業所で発生。
1月22日(土)〜23日(日)にかけて従業員6名の新規陽性者を確認。同事業所では、21日(金)から患者に関わっていた現場作業を休止とし、濃厚接触者の範囲の調査を進めている。
また、新たに市内小学校1校で感染者を確認し、23日(金)から30日(日)の間、学級閉鎖の措置を取り、関係者については現在調査中。
これまで確認した分と合わせ、市内9つの小中学校で学級閉鎖や学校閉鎖となっているが、本日まで学級閉鎖している2つの中学校は、明日から通常授業を予定している。
また、発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。
小樽市における現検査状況は、累計42,400名のうち陽性者1,772名。陽性者のうち入院中26名･宿泊療養施設8名･自宅･施設療養175名･宿泊療養等調整中33名、陰性確認済等1,474名、死亡56名。
◎1月23日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎1月23日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)
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