小樽市(迫俊哉市長)は、1月20日(木)に、市内1,661〜1,711例目(道内68,629〜68,679例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者51名を確認したと、21日(金)15:00に発表。症状は軽症または無症状。
本日の51名のうち、36名は市内外の陽性患者と接触があり、残りの15名は感染経路不明で、濃厚接触者を特定し検査中。
新成人の市内26例目クラスターは、20日(木)までの新成人43名・従業員2名に、21日(金)新成人1名が増え合計46名となった。健康観察期間中で遅い発症。
市内27例目クラスターの小樽市潮見台中学校は、20日(木)までの教職員3名・生徒7名が、21日(金)教職員2名・生徒9名増え合計21名となった。
新たに、市内中学校2校でも感染者を確認し、1校は21日(金)から28日(金)の間、もう1校は21日(金)から29日(土)の間、学級閉鎖の措置を取り、両校とも関係者については現在調査中。
消防署機動2課の40歳代男性職員の感染を確認。18日(火)に喉の痛みが出て19日(水)に発熱し、20日(木)にPCCR検査を行い陽性が確定。患者と勤務した同課職員6名を濃厚接触者として、21日(金)に検体採取。業務中の市民との接触はなく、消防体制に支障はない。
また、小樽市建設部新幹線・まちづくり推進室の50歳代男性職員の同居家族が陽性となり、濃厚接触者となったためPCR検査を実施し陽性を確認。最終出勤日が18日(火)で以降の勤務がなく、市民とも勤務状況から職員とも濃厚接触者はいないと判断。
念のため推進室職員は検査を行い、執務室は一時閉鎖し所管する各種届出・許可申請受付業務等については、当面、 建設部内の他課において対応するとした。
1月に入ってから感染が拡大し、新規陽性患者が急増しており、それに伴う積極的疫学調査の重点化については、対象範囲を縮小し、患者の同居者や高齢者施設などとした。
20日(木)以前にオミクロン株に感染しているのか疑いのあるものは63例。まだ、同研究所からオミクロン株確定連絡は入っていない。
また、発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。
小樽市における現検査状況は、累計42,022名のうち陽性者1,711名。陽性者のうち入院中26名・宿泊療養施設14名・自宅・施設療養134名・宿泊療養等調整中45名、陰性確認済等1,436名、死亡56名。
◎1月21日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎1月21日消防署職員の新型コロナウイルス感染について(外部)
◎1月21日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)
◎関連記事