新年早々特殊詐欺を阻止! 小樽警察署から感謝状

 小樽警察署(富岡1・高濱厚署長)では、新年1月3日(月)に、電子マネーカードを購入しようとしていた高齢男性客が、特殊詐欺の被害に遭いそうであると直感し、積極的に声掛けを行って被害を未然に防いだ、セブンイレブン小樽緑店オーナーの菊池俊一氏に感謝状を贈った。

 

 1月13日(木)10:00から警察署長室で贈呈式を行い、高濱署長から感謝状を、小樽防犯協会連合会から副賞、警友会小樽支部白井登支部長からも感謝状と記念品が贈られた。

 

 高濱署長は、「1月3日の新年早々、喜ばしい被害防止の好事例に感謝する。9月に詐欺防止チェックシートを活用した声掛け訓練に参加した店舗で、同氏もやりとりを体験した。被害を見逃さずしっかりと的確な対応をし、詐欺被害防止に繋げ、日頃から高い意識と行動が好事例に結び付いた」と感謝した。

 

 3日(月)に、顔見知りではない高齢男性客が、パソコンがウイルスに侵されているから5万円が必要であると、電子マネーを購入しようとしていた。

 

 金額が5万円と高額であることから不審に思い、声を掛けて話を聞くと、外国人らしい口調の人だったことや、一人暮らしで相談する人がいないことから、警察に通報。詐欺であることが分かった。

 

 年末にも、パート従業員と同氏の対応で2件の不信な電子マネーの購入を阻止している。

 

 菊池氏は、「これからも積極的に声掛けをしていきたい。3万円以上の電子マネーを購入しようとしている人には確認するよう従業員に伝えている。学生アルバイトも声掛けができるよう指導していきたい」と話した。

 

 ◎札幌方面小樽警察署(外部)

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