発達した低気圧の影響で、北海道各地でドカ雪や暴風雪に見舞われ、1月9日(日)に今シーズン最深積雪79㎝を記録した小樽でも、12日(水)の未明からの降雪でさらに20cmほどの雪が積り、市民は生活道路の雪かきに追われた。
日中は思ったほどの降雪もなかったが、15:00頃から風雪が強まり、吹き飛ばされそうな風が吹き続いている。
この時期としては高めの気温で経過し、最高気温は1.6℃(14:11)、最低気温も-0.4℃(12:13)を記録し、1日を通して+1℃前後の気温となり、水分を含んだ重い雪で除雪作業を難航させた。
屋根からは落雪が相次ぎ、8:00過ぎの梅ヶ枝町では、空き家の屋根から道路を塞くほどの落雪があり、消防本部が駆け付けたが、幸い負傷者はいなかった。
小樽市HPでも、12日(水)7:31に気象庁から「暴風雪警報」及び「波浪警報」の発表を知らせた。
JR北海道は、発達した低気圧による悪天候のため、道内各線区の一部列車に運休や遅れが発生していると発表。
高速道路は、20:00現在で雪による通行止めとなっているところはなかった。
新日本海フェリーは、海上荒天による運航状況(欠航・運航遅れ・臨時便運航)について、12日(水)新潟港12:00発小樽港行、小樽港17:00発新潟行、舞鶴港23:50小樽港行きと、13日(木)小樽港23:30発舞鶴行を欠航した。
13日(木)にかけても、冬型の気圧配置が続き、日本海側を中心に吹雪となり、吹きだまりなどによる交通障害に注意を呼び掛けている。