12月1日(水)に開会し、会期20日間の小樽市議会令和3年第4回定例会は、最終日の20日(月)13:00から本会議を再会した。
本定例会の提出議案は、市長提案の小樽市一般会計補正予算など22件、議員提案の小樽市非核港湾条例案、第3回定例会からの継続議案(決算認定)13件を合わせた36件について審議。
共産党提案の非核港湾条例案は否決となり、これ以外の18件は、先議分を含みすべて原案通りに可決。
10月5日(火)〜8日(金)に開かれた決算特別委員会において、定例会議案第8号ないし議案第20号については、賛成多数で委員長報告通りに認定した。
最終日に市長から追加提案された小樽市監査委員の選任・小樽市教育委員会委員長の任命など、人事案件4件は同意となった。
同じく追加提案された議案第19号の令和3年度一般会計補正予算についても可決。
国において11月19日に閣議決定された、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策に盛り込まれたている子育て世帯への給付について、クーポンではなく速やかに現金を給付するため、12月1日(水)に先議した子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費を増額。財源は国庫支出金を計上した。
児童手当受給者などの申請不要の対象者の先行給付金5万円については、12月23日(木)に支給の準備が整い、残りは、2022(令和4)年1月14日(金)の支給を予定している。
口座情報が不明な人などは随時受付し、申請が必要な人には年内に案内状を送付。
2022(令和4)年1月4日(火)から申請受付を開始し、審査の上、先行給付金と追加給付金を合わせた10万円を、1月21日(金)以降に随時支給する。
今定例会で新たに付託された、陳情第28号(仮称)北海道小樽余市風力発電所建設に関する要望方については、継続審査となった。
継続審査中で新たに今定例会で結果の出た陳情はなく、今定例会で新たに付託された請願もなかった。
意見所案については、コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める意見書(案)などの5件はすべて否決となった。