歳末特別警戒期間 小樽市消防署長特別査察

 小樽市消防本部では、年末の人の出入りが多くなるこの時期に合わせ、12月10日(金)〜31日(金)を独自の2021(令和3)年歳末特別警戒期間とし、初日10日10:10から、小樽駅前第2ビル(稲穂2)長崎屋小樽店で、浪岡郁夫消防署長をはじめ、消防職員8名と同ビル株式会社社員3名が同行して特別査察を行った。

 

 店舗で地震や火災などが発生した場合に、避難経路へスムーズに誘導できるか、標識や防火戸が使えるかなど、売り場に設置してある消火栓のホースや避難階段・防火戸を開けて、消防用設備等の維持管理状況について改めて確認した。

 

 終了後、浪岡署長は、「多数の方が出入りする大型施設ということで、施設の火器点検や維持管理も含めた防火体制の確認を行ったが、避難通路及び消防用設備の維持管理も大変良好だった。

 

 11末現在の小樽では40件の火災が発生している。市民がスト—ブを使用する時期となり、ストーブの周囲には燃えやすいものを置かない。火災の煙をいち早く察知できる住宅用火災報知器の設置をお願いする」と講評を述べた。

 

 他店舗等には、年末も近く人の出入りも多いため、広報する方法で実施を予定している。

 

 ◎小樽市消防本部HP(外部)

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