障がい者週間(12月3日〜9日)啓発事業「共に生きる-小樽ほほえみフェスタ2021」が、12月2日(木)・3日(金)の10:00〜17:00に、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザと2階催事場で2年ぶりに開かれている。
小樽市「障がい者週間」・ほほえみフェスタ実行委員会(北嶋信哉会長)が主催し、市内の障がい者施設や小樽市身体障がい者福祉協会、小樽ろうあ協会など16団体が参加。
障がい者団体や障がい福祉施設の活動を知ってもらうことを目的に、1階公共プラザでは、障がい者が書いた書道や絵画・写真の作品展示やパネル展を実施し、2階催事場では、利用者と職員が力を合わせた作品などの販売も行われ、訪れた市民らは丹精込めた作品を買い求めていた。
初参加の就労継続支援B型自立サポート彩り舎では、2019(令和元)年9月からおたる味噌工房の業務を引き継ぐ、同・花園店の無添加手作り味噌や皮製品の販売を行った。
出汁や具材が入った新商品「みそ玉」は、お湯を注ぐだけで手軽に食べられるみそ汁で、あおさ・あられ・とろろ・パプリカ・ゴマ・カレーの1パック6種類6個入。今後店頭でも販売する予定で、今回は各日10パックの限定販売。
就労継続支援B型事業所そらでは、クリスマスに合わせたキャンドルや拾い集めた松ぼっくりのツリー、水引で梅の形を作ったクリップ、利用者らで袋詰めやラッピングをした金時豆やにんにくなどを販売した。
同事業所・張江富美子管理者は、「皆さんの作ったものを、より沢山の方に知ってもらい、販売することで工賃に繋がり、励みにしてもらいたい」と話した。
笑こころのシフォンケーキ、ステップアップおたるの木工製品や手芸品なども並び、小樽ろうか協会では、手話カレンダーや手話の本などを販売。
小樽市はヘルプマークを紹介する資料を、小樽市保健所ではこころの健康相談を紹介したティッシュなどを配置し、3日(金)も10:00〜17:00に実施される。
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