一般社団法人北海道消防設備協会小樽支部(宮本英司支部長)では、住宅用火災警報器(100個・35万円相当)を、小樽市消防本部に寄贈し、11月30日(火)10:00から消防庁舎(花園2)4階消防長室で贈呈式を行い、宮本支部長から土田和豊消防長へ直接手渡された。
同支部の寄贈は、2016(平成28)年2月から始まり、消防車両LEDミニライトや防火広報用15cm定規・消防フェイスタオル・予防マスク、昨年から同報知器が100個ずつ追加された。
消防団には、2018(平成30)年に防火ホイッスルや防火のぼりの寄贈があり、これまでの寄贈品の合計が100万円以上に達することから、小樽市表彰規則に基づき、土田消防長から宮本支部長へ表彰状が贈られた。
宮本支部長は、「継続的に毎年寄贈を行っていきたい」とし、土田消防長は、「小樽市の住宅用火災報知器設置率が74%と、全国・全道の83%(令和3年6月現在)に10%ほど低い状況となっている。設置率を上げるためにも寄付をいただき、今後とも支部長と協力しながら、小樽市の火災予防に繋げたい」と毎年の寄贈に感謝した。
寄贈の住宅用火災警報器については、現在、給付要綱を作成している段階で、年明け早々には、ひとり暮らしの高齢者の未設置世帯へ給付開始を予定している。
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