全国の神社に続々と設置されているデジタルサイネージ「神社ナビタ」が、11月25日(木)から、小樽総鎮守住吉神社(住之江2・星野昭雄宮司)の社務所正面玄関前にも設置された。
現在、全国72ヵ所の神社に設置され、道内では、今年8月に苫小牧市樽前山神社、次いで11月25日(木)同神社に、26日(金)に札幌市手稲神社に設置され、サーモスタット内臓の寒冷地仕様のディスプレイを通じ、さまざまな情報を発信するシステムを搭載した、横2.6m×高さ2.3mのデジタルサイネージで、神社に馴染むデザインと朱色で統一感を出した。
タッチ画面には抗菌シートが施され、御由緒・祭事情報・授与品・参拝方法・御祈祷・境内案内・神道とはの7項目があり、一部英語表記で外国人への対応にも配慮している。
その下には、市内8企業の広告動画が15秒ずつローテーションで流れ、画面にタッチするとその会社の動画を即表示する。
その隣には地図画面があり、協賛スポンサーを23枚の絵馬で紹介し、地図にはスポンサー場所を表示し、地域振興にも繋げる仕組み。
28日(日)11:00から、同ナビタ前で、星野宮司、表示灯株式会社・小椋秀勝札幌支社長、同ステーションインフラ開発課・高橋秀典主任が出席し、川端克征権禰宜による清祓式が行われた。
星野宮司は、「設置した全国各地の神社宮司からデジタルサイネージの話を聞き、神社神道の知識を正しく理解啓発し、参拝者への利便性が高まり、協賛企業の広告を掲載することで、地場産業の一助に繋がったと報告があり、設置会社を紹介してもらった。
花手水により参拝者も増え、訪れた方々に小樽の店を知らせ、お参りの作法も知らせ、神社への理解が深められればと思う。
タッチパネルの境内案内には、1899(明治32)年にこの場所に移ってから、小樽の豪商による奉納品と奉納者が写真入りで紹介され、小樽の人的な背景も見ることができ、小樽の繁栄の証だ」と期待した。
神社ナビタは、毎日6:00〜19:00が使用可能で、年末年始には変更する予定。
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