11月25日(木)13:00から、小樽市(迫俊哉市長)と小樽警察署は、市役所(花園2)本館入口と別館入口で来庁者にチラシを配布し、還付金詐欺に注意を呼び掛けた。
市内では、介護保険課を名乗る者から「保険料の還付金がある」や、「ATMで振込手続きが必要」などの詐欺の予兆電話があり、還付金詐欺が連続していることを受けて、同署・市介護保険課・生活安全課・小樽市消費者協会の職員9名が2班に分かれ、還付金詐欺に注意するチラシ1,000枚を用意し、窓口に配置したり、来庁者に直接、注意を呼び掛けながら配布。
介護保険課職員は、「引っ越しや亡くなられた方など、還付することがあっても、電話で連絡を行いATMで還付金が戻ることはありえないこと」と呼び掛けた。
同署によると、予兆電話の半分は還付金詐欺で60歳代が狙われているという。
11月1日(月)〜11日(木)で道内での詐欺被害は9件発生し、このほか予兆電話は40数件確認されていることから、道内全域に、11月12日(金)から25日(木)まで特殊詐欺警報を発令したが、依然、予兆電話や被害が止まらないことから12月9日(木)まで延長するとしている。
予兆電話が掛ってきたらすぐに警察に通報し、話しながらATMを操作している人は、もしかしたら詐欺被害者かもしれないので、見かけた人は声掛けするよう呼び掛けた。