小樽市新型コロナウイルスワクチン接種対策本部と小樽市保健所は、11月24日(水)、2回目のワクチン接種完了者のすべてを対象に、3回目の接種をすると発表。
2回目の接種をしてから8ヵ月以上が経過した、当面18歳以上の市民を対象に、2回目の接種を行った接種委託医療機関で、3回目のコロナワクチン接種を行う。
12月中旬から、今年3月に接種した医療従事者から接種券を配布し、混雑を避けるために、順次、2回接種してから8ヵ月経過後の人に接種券を送付する。
1・2回目に用いた種類に関わらず、mRNAワクチン(ファイザー社又はモデルナ社)で、当面はファイザー社の1万4千回分を確保しており、以降、順次供給される予定。
医療従事者等は12月下旬からの開始を予定し、2022(令和4)年1月からは高齢者等の入所者・従事者、3月から75歳以上・65歳~74歳・60歳~64歳、一般市民、4月以降は集団接種で接種した人に接種する。
医療従事者等は、接種委託医療機関であれば自院で接種し、それ以外は事業所単位で接種委託医療機関に予約。
高齢者施設等の入所者・従事者は事業所単位で、一般市民は、コールセンターやネットで2回目を接種した委託医療機関を予約。
集団接種や同一医療機関で受けられない人を対象に、ウイングベイでの接種を開設し、職域接種については検討中とした。
また、5歳~11歳(約4,700人)のワクチン接種については、必要経費を第4回定例会の補正予算に計上し、2022(令和4)年2月頃からを接種開始の可能性を示した。
特別臨時接種の期間を、これまでの2022(令和4)年2月28日から、9月30日まで延長し、1回目・2回目の接種機会の提供を延長した。
ワクチン接種完了時期を11月末としていたが、市民の8割を完了とするならばすでに完了しており、小樽市保健所・柴田健治次長は、「抗体が下がるため、3回目を接種することで、重症化予防に繋がり感染しにくくなる。強制ではないが、自身の判断で接種してもらいたい」と話している。
◎新型コロナウイルス3回目ワクチン追加接種について(PDF)