パトロール犬が地域を見守る、犬のおまわりさんわんわんパトロール隊(近藤満子代表)のこれまでの功績が認められ、2021(令和3)年度全国防犯協会連合会(全防連)警察庁長官・全国防犯協会連合会会長連名表彰の防犯功労団体を受賞した。
全防連は、防犯思想・知識の普及、覚せい剤等薬物乱用防止、風俗環境の浄化、暴力団排除などの活動を行っている。
11月22日(月)14:00から、小樽警察署(富岡1・高濱厚署長)大会議室で伝達式が開かれ、近藤代表をはじめ、隊員13名とパトロール犬10頭、小樽市防犯協会連合会の堀口雅行会長が出席した。
高濱署長から近藤代表へ表彰状と盾が贈られ、「長年活動をしていただいた賜物で最高の賞なので、今後も皆さんのご活躍を祈念する」と激励。
堀口会長は、「近くにパトロール犬がいて、古くから活動を見ている。潮まつりや雪あかりの路などイベントごとに活動していただき、感謝している」と話した。
近藤代表は「みんなの協力があって受賞できた」と喜び、同隊で活動5年になる隊員夫婦はトイプードル3頭と出席し、「元気なうちは続けたい」と話した。
同隊は、2004(平成16)年に結成された防犯パトロール隊で、現在、構成隊員90名・パトロール犬90頭。日頃の愛犬との散歩を通じて地域見守り、小樽市役所と連携したゴミ拾いなどの環境浄化活動や、各種イベントにおける防犯活動等の地域安全活動を積極的に推進し、犯罪のない安全で安心なまちづくりに貢献している。
2008(平成20)年に、北海道警察本部長及び北海道防犯連合協会連盟による表彰、2017(平成29)年に、全国防犯協会連合会功労ボランティア団体を受賞している。
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