11月12日(金)〜14日(日)の3日間限定で、都通り商店街(鈴木創理事長)のビリヤードアラカワ(稲穂2)1階に、堺町通り商店街の15店舗が集結し「まちの駅」を開店。初日は10:00の開店を前に50名ほどが列を作り、にぎやかなスタートを切った。
特定非営利活動法人歴史文化研究所(相生町8)が、地域づくり総合交付金を活用して、小樽市民と観光地と商店街が交流する拠点にと「まちの駅」を設け、堺町通りで観光客に人気商品を市民に紹介する初の試みとなる。
同研究所の美濃進総務部長は、「堺町通り商店街は、市民との接点があまりないが、認知度や関心があるかどうか知るためにも、都通り商店街とタッグを組むメリットはあるはず」と、初の試みに期待した。
入口では検温と消毒を行い新型コロナウイルスの感染対策を徹底。毎日先着100名に特典(ガラポン1回抽選券)付き運がっぱの缶バッチを配布。
都通り商店街100周年特別協賛企画として、商店街とまちの駅会場で2,000円以上のレシート毎に1回、同商店街の商品券が当たるガラポン抽選会を実施。
テイクアウトコーナーでは、50食限定でおたる蝦夷屋の特別丼(870円)やポセイ丼の炙り親子丼(1,000円)、タケダのザンギ(1パック500円)を販売し、列ができるほどの人気となった。
3Rigは数占術を無料で実施し、可否茶館小樽店はドリップコーヒーなどを販売。
ご当地キャラクター運がっぱも登場し、来場者と撮影するなど会場を和ませた。13日(土)は長万部町のゆるキャラ・まんべくん、14日(日)は、北海道日産自動車のオリジナルキャラクターほくにっち君が、おたる運がっぱと共に出没。14日に、堺町通り商店街スーパーアイドル一方通行も登場する予定。
期間中11:00と13:00に、おたる案内人による2商店街のまちなみ散策ガイドを実施。観光の相談に回答する小樽観光相談コーナーも開設し、商店街の歴史パネル展も同時開催中。
親子で来場した女性は、「堺町通り商店街は、観光客のイメージが強いが、都通り商店街に来るとチラシで知り来てみた」と話した。
鈴木理事長は、「他の商店街が来るのは初めてではあるが、11月はイベントがない月ということもあり、どちらにとってもプラスになるのでは」と、期待を寄せている。