成人の思い出に!小樽市内でロケーション撮影

 美容室Twinkle(ツインクル 稲穂1・本多恭子オーナー)では、コロナ禍で成人式が延期や中止の自治体もある状況下でも思い出づくりを手伝いたいと、着物でお散歩プラン事業を展開中。

 

 共和町から小樽に移住して5年目の種村友希さん(20)は、来年1月9日(日)に開催される小樽市成人式の出席対象者だが、来年も本当に開催されるのどうか先が見えない中、母・明子さんの勧めもあり、10月26日(火)、思い出づくりのため同プランを利用。

 

 3年前に姉の成人式の着付けが、印象に残るほど素敵なものだったという同店との縁で、大谷大学に通う2年生でバレーボールに打ち込む女性が、振袖姿で思い出深い1日を過ごした。

 

 本多オーナーは、「7年前からインバウンド向けに着物でロケーション事業を展開していたが、コロナ禍で事業がストップし、体調を崩すほど落ち込み、身近な人・市民に喜んでもらいたいと考え方を変えた。

 

 友だちや家族と市内でのロケーションを楽しみ、成人の思い出を胸に刻み笑顔になってもらい、町の活性化にも寄与したい。今日はとても喜んでもらい、こちらも幸せをもらって明日の活力になった」と話した。

 

 現在もまだコロナ禍のため打ち合わせはラインで、メイク道具の持ち込みは可能で、マスクの上にフェイスシールドを使用するなど対応を徹底。ヘアセット・メイク・着付けを1時間以内の時短で仕上げ、ゆったりと楽ちんな着付けを心がけている。

 

 栗田写真館(花園2)で撮影を行い、母や姉の髪飾りを使用して、季節を選ばないピンク色の着物。同美容室から人力車で浅草橋街園へ。小樽運河をバックに、堺町通り商店街に移動し、赤く染まるツタをバックに写真撮影。

 

 2着目は濃い茶色地に花をあしらった振袖に着替え、線路脇の色づく木々をバックに撮影を行い、徐々に緊張も取れリラックスした表情を見せていた。

 

 友希さんは、「かわいい着物が着られて嬉しい。いろいろなところの着付屋さんを探してくれた母に感謝している。小樽に住んで5年目、小樽の風景も気に入っている。おじいちゃんとおばあちゃんにも振袖姿を見せたい」と話した。

 

 ◎小樽美容室ツインクル(外部)

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