MURAOKA杯 少年軟式野球親睦大会開催

 野球人口が減少する中、今後の小樽の少年野球の発展に繋げようと、株式会社村岡(村岡亘代表取締役)主催の第3回MURAOKA杯争奪少年軟式野球親睦大会が、10月23日(土)9:30から、市立手宮中央小学校グランドで開かれた。

 

 村岡代表の計らいで、試合中活躍した選手には、最優秀選手賞などが用意され、選手たちを元気づけている。

 

 同代表は、「チームの部員も増えてきているが、小樽全体のチームが少ないのが現状。今日は皆さんに、ぜひ頑張ってもらい」とエールを贈った。

 

 今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言下にあるなど、思うような練習ができないことが多かったが、各々が自主練習をしながら乗り切り、10月から大会も再開され元気に試合に臨んでいるという。

 

 今回は、1回戦目に稲穂スラッカーズ対小樽BEAST、2回戦目に小樽幸ファイターズ対星置ブラックタイガースが戦い、勝ったチームが決勝戦に臨む。

 

 ここ数日雨が続き、昨日から当日の朝まで断続的に雨が降る悪天候であったが、試合が始まる前には上がり、グランドのコンディションも良好で、熱戦が繰り広げられた。

 

 先攻の北小樽BEASTは打線が好調で、3回4点・4回2点を稼ぎ、稲穂スラッカーズを抑えた。

 

 5回裏には稲穂スラッカーズにチャンスが到来。ピッチャーに投球の乱れが生じ満塁を許して3点を奪われたが、エースピッチャーの登場で封じ込み、6対4で、北小樽BEASTが決勝進出を決めた。

 

 BEASTのキャッチャーでキャプテンの柏木俊君(高島小6年)は、「楽しくプレイする大会なのでリラックスできた。今日は、いつもはできない打順に入れてもらい、一生懸命に打った。打てない時は、次に頑張ろうと思う」と話し、エースピッチャーの鎌田悠希君(高島小6)は、満塁の厳しい時点で交代し、「いつも通りに投げたら大丈夫だった。練習ができなかった日は、柏木君と一緒に自主練をして頑張ってきた」と話した。

 

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