小樽警察署(富岡1・高濱厚署長)と小樽市防犯協会連合会(堀口雅行会長)が主催し、北海道コカ・コーラボトリング株式会社(本社:札幌市清田区・佐々木康行代表取締役社長)の協賛で、10月16日(土)11:00からJR小樽駅前東広場で、防犯ポスター交付式が行われた。
7〜8月の期間で、市内の児童クラブに通う小学1年生を対象に、「車上ねらいに注意」、「みんなでつくろう安心の小樽」を啓発する防犯ポスター(塗り絵)の募集を行い、15児童クラブから応募のあった191点を、市内の同社自動販売機に掲示して、防犯を呼び掛けるのが狙い。
交付式では、優秀賞を受賞した6名が招かれ、同社に対して防犯ポスターを交付し記念品が贈られた。
小樽市防犯協会連合会・堀口会長は、「地域の安全はみんなで守ろうをスローガンに事業を展開し、同社をはじめ多くの団体が協力し、10年の節目となる。15の児童クラブから191点の応募すべてを採用させていただき、自販機に掲示し、住民の防犯意識の向上と安全は自分で守る・安全の輪が広がることを祈念する」と挨拶。
同署刑事の山口実生活安全官は、「どの作品も上手に丁寧に描かれ、驚いている。一生懸命に描かれたポスターは、市内の自販機に掲示し、犯罪の抑止に活用させてもらう。家を空ける時や旅先で車と停める時は、鍵の掛け忘れに注意してください」と述べた。
会場には、小樽のゆるキャラ運がっぱ、北海道警察シンボルマスコットほくとくん、同社マスコットキャラクタークーも登場し、子どもたちを喜ばせた。
子どもたちは、好きな色を塗りハートや星をあしらったり、運がっぱやほくとくんをそっくりな色で塗るなどそれぞれに工夫し、一生懸命に取り組んで作品を完成させた。
JR小樽駅前の自動販売機には、早速、ふうなちゃんのポスターが掲示され、「嬉しい。楽しくできた」と感想を話した。
191点のポスターは、本日から市内の同社自販機に随時設置され、地域住民に防犯を呼び掛ける。
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