小樽市議会 令和3年第3回定例会閉会

 小樽市議会は、9月30日(木)13:00から本会議場で、2021(令和3)年第3回定例会を再開し、市長提案の29件のうち、原案通り可決14件、議案8号〜令和20号の13件は継続審査、人事案件2件を同意、専決処分報告1件を承認、議員提案の小樽市非核港湾条例案1件を否決として閉会した。

 

 今定例会は、議案第1号令和3年度小樽市一般会計補正予算など26件と、最終日に、市長から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金活用事業(市独自)を盛り込んだ、議案28号令和3年度小樽市一般会計補正予算、議案29号小樽市教育委員会委員の任命、議案30号小樽市固定資産評価審査委員会委員の選任の人事案件を追加提案。

 

 議案28号は、国において新たに追加した新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の事業者支援分等を活用し、市内の本社または営業所を置く路線バス、貸切バス、法人・個人タクシー事業者を対象に、事業継続を支えるための業態や規模に応じて支援金を支給する「公共交通事業者等支援追加事業費」、市内事業者の事業継続を支える「事業継続追加事業費」、「小樽フェア開催応援事業費補助金」など1億6,731万円を計上。

 

 その他の事業で、高齢者施設等職員PCR検査事業費は、高齢者入所施設等の従事者に対する月1回のPCR検査について、9月までを2022(令和4)年3月末まで延長し、高齢者・障がい者の通所事業所の職員、訪問サービスに従事する職員にも対象を拡大し、今年度末までに月1回のPCR検査を実施したいため、予算要求額2千万円を計上した。

 

 各委員会に付託した陳情第24号〜陳情第27号はいずれも不採択となり、継続審査中で今定例会で結果の出たものはなかった。請願についても、今定例会で新たに付託されたものはなかった。

 

 意見書案10件については、議案7・8・9・10号は可決、議案1・2号は否決、議案3〜6号は可否同数のため、議長が裁決しいずれも否決とした。

 

 なお、10月5日(火)〜8日(金)は決算特別委員会を開き、継続審査の13件について決算認定する。

 

 ◎小樽市議会(外部)

 ◎R030930小樽市議会本会議1(YouTube)

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