2021(令和3)年秋の全国交通安全運動が、9月21日(火)から一斉に始まり、小樽市では、緊急事態宣言下のため、恒例の小樽駅前でのセーフティコールを中止し、初日14:45から長橋十字街付近で、小樽桜陽高校(長橋3・笈川巧校長)生徒有志20名と長栄町会4名、生活安全課による交通安全街頭啓発ボランティアが行われた。
同校では、例年、菓子研究同好会による手作りの交通安全マスコット「無事カエル」を、ドライバーに手渡し、大変喜ばれていたが、昨年に続き中止とし、横断幕の掲揚と交通安全の旗を振り、ドライバーに交通安全を啓発する方法で実施した。
生徒らは十字街付近に交通安全の旗を持って立ち、安全運転を笑顔で心の中で呼び掛けた。
町会員の1人は、「地元高校生と一緒に活動できて良かった」と話し、同校3年女子は、「初めて参加したが、ドライバーがスピードを緩めて手を振ってくれるなど、気づいてくれて良かった。また参加したい」と話していた。
担当の天野俊介教諭は、「ボランティアに参加できる機会は少ないが、機会があれば積極的に参加してもらいたい。市や町内会と繋がり、町に貢献できれば」と話した。
今回、菓子研究同好会が手作りした70個の無事カエルは、代表生徒が、後日中央バスオタモイ営業所を訪問し、所属ドライバーへ贈呈する予定。
秋の全国交通安全運動期間の最終日30日(木)は、「交通事故死ゼロを目指す日」となっている。
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