9月8日(水)16:00から、小樽警察署(富岡1・高濱厚署長)は、特殊詐欺被害の未然防止に貢献した、ウイングベイ小樽内郵便局(築港11)の藤巻辰也局長(47)と須間翔也局員(23)へ、感謝状の贈呈式を行った。
8月16日(月)15:00過ぎ、須間局員が、携帯を見ながらATMを操作する慌てた様子の70歳代女性を不審に思い、藤巻局長に伝え、女性の携帯電話の相手と話しをする一歩踏み込んだ対応で、被害の未然防止に繋げた。
市役所職員をかたる男性から保険料の払い戻しがあると、女性の自宅固定電話に連絡があり、還付金を受け取る手続きと送金を指示されていた。
藤巻局長は、「郵便局では、積み立てや貯蓄をサポートしているが、こつこつと貯めてきたお金を、騙し取るとは怒りがこみ上げた。地域の人を守れて良かった。これからも人と人の繋がりを大事にしていきたい」と話した。
須間局員は、「こちらからも見えやすいオープンスペースにATMがあり、発見できて良かった」と話した。
小樽市では、還付金詐欺や架空請求詐欺などが増加し、ATMで還付金が戻ることは全くありえない話であると、注意を呼び掛けている。
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