特殊詐欺に気をつけて! 小樽駅前で啓発活動

 小樽警察署( 富岡1)では、依然なくならない特殊詐欺被害防止に向け、年金支給日の8月13日(金)10:00から、長崎屋小樽店(稲穂2)小樽駅側出入口で、啓発活動を実施。

 

 同署員5名と小樽自主防犯ボランティア団体連絡協議会・前田俊明会長、北海道警察学生ボランティア・ジャンパーズ3名が参加し、市内老舗和菓子店六美の協力で、“サギ防止”と書かれた和菓子や特殊詐欺被害防止関連の啓発物400部を、通行人や来店者に手渡し被害に遭わないよう呼び掛けた。

 

 警察署員はスピーカーを使用して、「警官や金融機関の職員になりすまし、実際に被害が起きている。市役所職員をかたる電話による還付金詐欺も増えている。私は騙されないという考えを持たないよう、気をつけてもらいたい」と呼び掛けた。

 

 初めて参加した専門学校1年の鈴木陸斗さんは、「地元が小樽なので、お年寄りが詐欺に気をつけるようにと参加した。次回もできれば参加したい」と話した。

 

 市内では、6月に金融機関職員になりすまし、80歳代女性からキャッシュカードをだまし取り、ATMから現金100万円を引き出して盗んだ男が逮捕されている。

 

 ◎札幌方面小樽警察署HP(外部)