オホーツク海に冷たい風を運ぶ勢力が強い高気圧の影響と雨により、連休明け8月10日(火)の小樽では、30℃以上の真夏日だった気温が一転し、最高気温が10月上旬並みの18.7℃までしか上がらず、この時期にしては低い気温となった。
気温の変化に驚いた市民らは、長袖の服に一枚羽織るなどして対応していた。
9日(月)も昼過ぎ12:08に、最高気温が25.5℃の夏日となったものの、最低気温は18.2℃(24:00)まで下がり、7月27日(火)の最低気温19℃以来の10℃台となった。今年の7月は暑い日が多く、25℃以上の夏日が16日間、30℃以上の真夏日が9日間もあった。
中でも28日(水)は観測史上最高の36.2℃を観測し、その後、30℃以上の真夏日が1週間続き、8月4日(水)に27.9℃に下がるも、真夏日が8日(日)まで続き、道内各地でも記録的な暑さに見舞われた。
札幌管区気象台では、札幌の予報は、来週には28〜29℃まで上がる日もあるとのことだが、これまでの暑さも一段落のようで、北海道の夏はあっけなく、一晩で秋の気配が漂った。
太平洋側を中心に、低気圧の影響で大雨となるなど悪天候となり、10日17:40現在で、大雨洪水等の警報や注意報が発令され、注意を呼び掛けている。雨は11日(水)日中までには回復する見込みで、小樽の最高気温は23℃となる予報。
◎2021年08月10日19時16分発表〜全国の警報・注意報(外部)