小樽市(迫俊哉市長)は、8月2日(月)17:00から、市役所(花園2)別館3階第3委員会室で緊急記者会見を開き、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金の重複支給が生じた件について謝罪。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、低所得の子育て世帯に対して、子育て世帯生活支援特別給付金として、18歳未満の児童1人あたり一律5万円を支給するもの。
小樽市こども未来福祉課で、低所得の子育てひとり親世帯分(1,400件・8,400万円)を5月14日(金)に支給し、福祉保険部で、住民税均等割が非課税、または住民税非課税相当の収入となった子育て世帯分(ひとり親世帯以外460件・4,600万円)を、7月21日(水)に支給したところ、26日(月)に、支給された家族から重複してるのではと連絡があり、9件10人の児童へ60万円の重複支給が判明。担当部署双方の連携、連絡漏れが原因とみている。
9件すべてに、ひとり親世帯以外分の支給額の返還を求めるため、電話連絡と文書で返還を依頼し、電話が繋がらない1件を除き、概ね了解してもらった。
ひとり親世帯分・ひとり親世帯以外分それぞれの支給決定を行う際、いずれかの分で支給実績がないか、これまでの支給データを双方で共有し、突き合せを漏らさずに行うことで、重複支給の防止を徹底するとした。
◎低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金(外部)