ビュークス･エリカさん(27)は、小樽市教育委員会の語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)による外国語指導助手(ALT)として2年間の任期を終え、7月26日(月)9:30から市役所(花園2)2階市長室で、迫俊哉市長を表敬訪問した。
迫市長は、「小樽の子どもたちが大変お世話になりありがとう。ケニアの学校でも一生懸命頑張ってください」と感謝した。
エリカさんは、2年前の2019(令和元)年7月28日(日)に来日し、ALTの受入先･一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR･クレア)で、日本の教育システムや指導方法を学び、31日(水)に来樽。8月6日(火)に表敬訪問を行った。
忍路中や長橋中を担当。ALTの1人の帰国に伴い、北陵中も担当し、今年度からは松ヶ枝中の生徒にも指導していた。
また、同教育委員会主催の夏季教員研修プログラム英会話スキルアップ講習会や、小樽イングリッシュキャンプに参加したが、その後、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、オンラインでの開催となるなど、活動が思うようにできない状態だった。
子どもたちと触れ合い、授業を担当する中で、「子どもたちは手伝ってくれたり、とても優しくて大好き。沢山の楽しい思い出がある。忍路中では着物の着付けを教わり、餅づくりなど、日本の文化に触れた」と、満足した様子だったが、コロナ禍でおたる潮まつりのねりこみなどが中止となり、「ALTの仲間から楽しかったと聞き、見られなかった」と、残念な思いもしたという。
7月30日(金)に南アフリカ共和国へ帰国するため日本を離れ、帰国後は、ケニアの小学生から高校生までが通う学校に勤務する。
市内でのALTは、多い時で6名が配置されていたが、エリカさんが帰国後は3名となり、1名の補充を予定している。
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