夏休みの心得! 小樽警察署防犯教室

 小樽市立菁園中学校(花園5・宮澤知校長)では、7月1日(木)の昼休みの校内放送を活用し、小樽警察署生活安全課の勝見亮平警部補による防犯教室が行われた。

 

 5年ほど前から、夏休み期間に、生徒が事件・事故に遭わず安心安全に過ごすことができるよう、実際にあったSNSによる事件や交通事故などの事例から、恐ろしさを伝え、学んでもらおうと実施している。

 

 SNSによる犯罪が後を絶たず、実際にあった事例を交えて、犯罪に巻き込まれないよう、(1)ネットで知り合った人を信用しない、(2)知らない人と会わない、(3)画像・動画を撮らせない・送らないの3つの事を守るように伝え、もしも被害に遭ったら、警察に早めに通報するよう呼びかけた。

 

 交通事故についても注意するよう伝え、「夏休み期間中、楽しく過ごすことができるように、気を引き締めてください」と強調した。

 

 吉岡智尋教頭は、「事故に巻き込まれないように、夏休みを楽しんでほしい」と願った。

 

 放送を聞いた3年の辻華凛さんは、「SNSは私たちに一番身近で、犯罪に巻き込まれないように気をつけたい。夏休み期間中は、勉強もするが、友だちとも遊びに行きたい」と話し、3年の堀井菜花さんは、「SNSはどんな人が使っているか分からないし、簡単に犯罪に巻き込まれてしまう。夏休みはSNSを使う時間も長くなると思うので気をつけたい。夏休みは受験勉強もしつつ、友だちや家族との思い出も作りたい」と話した。

 

 6月28日(月)には情報モラル教室を開催し、ネット依存症・ネット上のマナー・困った時の対処法などを学んだ。