新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で、昨年9月に予定していた発表会の延期を余儀なくされた、小林久枝バレエスタジオ(小林久枝代表)では、踊れる日を心待ちにしながら練習を重ね、6月19日(土)・20日(日)に、小樽市民会館(花園5)大ホールで第15回発表会を上演した。
ゲストダンサー3名を迎え、3歳から大人までの生徒ら51名が、日頃の成果を発揮した。
4部構成のプログラム第1部は、白鳥の湖より「チャルダッシュ」、2部は「大好き!」で、ゲストダンサー3名を迎え、生徒2名で楽しい演目。3部と4部は、チャイコフスキー三大バレエのひとつ「眠れぬ森の美女」で、同スタジオ15年ぶりの上演となった。
オーロラ姫役は丸田遥さん、デジレ王子役は、ゲストダンサーで枡谷博子バレエスタジオの平史樹さんが務めた。
小林代表は、「今年になってもコロナ収束が見込めず、中止や縮小しようかと悩んだ末、発表会を糧に練習に励んできた生徒のため、実現させたい一心でここまで来た」と、開催への強い思いを述べた。
3歳からバレエを習っている中学3年の女子は、「とても素敵だった。高校生になってもバレエを続けたいと思った」と話した。
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