小樽商工会議所(稲穂2)は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている事業者を対象とした特別相談会を、6月1日(火)から開始した。
日頃から事業者の相談等を行っている同所では、今回の緊急事態宣言の延長により、これまで経験したことのない経営環境の厳しさに事業存続に関わる重大な影響を受けている現状を踏まえ、複雑で事業者に十分理解されていない支援金申請手続きなどの相談に対応する体制を強化し、事業者に積極的にサポートを行うとして相談会を開催。
初日1日は、同所職員を4名から2名増員して対応。電話での問合せも含めて14件の相談があったという。
国の一時支援金申請は、11月から今年3月までのいずれかの月で、前年や前々年比で50%減少している場合が対象となり、申請期間3月〜5月末が2週間程度延長し、期間延長に伴う事前登録及び申請相談のサポートを行う。
緊急事態措置、まん延防止等重点措置の影響を緩和するための国の月次支援金申請については、4〜6月で、前年・前々年の月と比較して50%減少が対象で、4月・5月分は、6月中旬〜8月中旬の申請で、6月分は、7月1日〜8月末の申請。
5月16日〜31日の緊急事態宣言協力支援金の申請も、6月1日から8月末まで。
北海道特別支援金は、8月末まで申請で、11月から3月までのいずれかの月の売上が、国の一時支援金と同じ内容で、どちらかの申請となるため、その事業者にあった申請をサポートしている。
土日祝を除く6月1日(火)〜8月31日(火)9:00〜17:00、6月は土曜日9:00〜12:00も受付、申請相談のほか、新型コロナウイルスの影響による経営相談も実施。相談は完全予約制で、非会員も相談可能。予約・問合せ:0134-22-1177
担当者は、「対象者になる事業者の方には、ぜひいらいしていただきたい」と話している。
◎緊急事態措置協力支援金(飲食店等)の申請について(PDF)