道内初!24時間肉が買える自動販売機登場

 有限会社伊藤商事(本社:札幌市北区・伊藤博史代表取締役)は、小樽市銭函3丁目にお肉の自動販売場伊藤肉店(ミートショップいとう)を、6月1日(火)0:00にオープンした。

 

 2020(令和2)年8月に火災が発生し、長年続けてきた新琴似の食肉販売店「ミートショップいとう」が入居するビルが焼失。11月に銭函の工業地帯に食肉工場を移転し再開した。

 

 工業地帯だったため、これまでのように小売りができず、インターネットで行うなど販売方法を模索していたところ、2021(令和3)年6月1日に食品衛生法が改正され、自動販売機での食肉販売が可能となる情報を得て、非対面で24時間肉が買える自動販売機での販路を展開させた。

 

 すでに冷蔵自動販売機2台で、オリジナル焼肉のたれの販売を開始し、同法改正の6月1日を待って、冷凍自動販売機2台で肉の販売を開始した。

 

 以前から人気のあった馬刺し(たれ付き)や桜ユッケをはじめ、生ラムジンギスカン、ホルモンなどオリジナル味付商品、お1人様焼肉セットなどが、24時間手に入る。

 

 販売店があった新琴似では、町おこしとして新琴似音楽祭を企画し、児童養護施設への慰問など、地域に根差した会社を心がけてきた。今度は、拠点となる銭函でも新名物となる商品を開発中で、期待が高まる。

 

 伊藤取締役は、「人に会わずに、24時間肉が買える。夜中にバーベキューをしたい人・朝から肉が食べたい人・スーパー閉店後も足りなくなった肉が買えるなど、肉が買い求めやすくなる」と話している。

 

 今後は、コインパーキングにある飲料水の自動販売機と並んであっても良いのではと、様々な場所での設置も考えている。

 

 ◎ミートショップいとう〜なまらうまいっしょ(外部)

 ◎ミートショップいとう銭函工場(Facebook)