小樽市内新型コロナ 新規陽性2名・変異株疑い2名

 小樽市(迫俊哉市長)は、5月29日(土)に、市内1148例目〜1149例目(道内37398例目〜37399例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者2名と、これまで公表した中に新たに変異株の疑いがある2名を確認したと、30日(日)15:00に発表。

 

 本日公表の2名は感染経路不明。濃厚接触者を数名程度特定し検査中。29日(土)の検査が16名と少なかったのは、対象者がいなかったことによるもの。重症者2名・死亡者なし。

 

 市立中学校で生徒の感染が確認され、感染拡大防止を図ることが必要であることから、30日(日)から当面の間、1学級を閉鎖とした。検査については、少し日をおいて開始する予定。

 

 19日(水)にクラスターを公表し、経営者1名を含む利用客33名が感染し、ほとんどが70代〜80歳代の高齢者だった、20例目のカラオケを伴う市内飲食店は、29日いっぱいを以って収束を確認。継続中のクラスター21例目となる市内介護事業所では、新規陽性者はなく収束も未定。

 

 現在、変異株確定者13名で、本日の変異株疑い2名の発表と合わせ202名に。

 

 小樽市における現検査状況は、累計21,962名のうち陽性者1,149名。陽性者のうち入院中53名・宿泊療養施設16名・自宅・施設療養55名・宿泊療養等調整中2名、陰性確認済等977名、死亡46名。

 

 保健所では、「先週は1日に30名近い新規陽性者があった日もあった。今週も10名〜1桁後半が続き、収まってきているとは言えない。今後も、引き続き注意が必要」と話している。

 

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