スパームーン皆既月食 小樽でも観測

 1年で最も大きく見える満月(スーパームーン)で、皆既月食となる貴重な天体ショーが、5月26日(水)夕暮れ時から始まり、赤銅色に染まる月が、ほぼ全国的に見られた。

 

 皆既月食としては3年4ヶ月ぶりだが、スーパームーンでの皆既月食は24年ぶりとなる。

 

 皆既月食は、太陽・地球・月が一直線に並ぶ時に起こる現象で、晴れ間が広がっていた小樽だったが、観測途中、雲に邪魔をされながらも天体ショーを楽しめた。

 

 小樽の月出時刻は18:53で、すでに満月が欠けた状態(月出帯食)で上り、20:09に月全体が地球の影に入る皆既月食が始まった。食の最大は20:19で約19分間続き、20:28に終わった。

 

 

 欠けた部分が徐々に小さくなって、21:52には満月に戻った。満月に戻る頃には、再び雲が広がっていた。

 

 次回の皆既月食は、来年、2022(令和4)年の11月、今回のようなスーパームーンの皆既月食は、約12年後の2033年10月8日となる。

 

 ◎関連記事