緊急事態宣言後、初の週末となった5月22日(土)の小樽市内は、観光客の姿もなく、静かな週末を迎えていた。
堺町通り商店街にあるメルヘン交差点を待機場所としている、otaru知屋利多来(ちゃりたく)の神田清貴さんによると、GWは、他県からの観光客も多かったが、今週に入って通りを歩く人がぐっと減ったと言い、「早くワクチン接種をしてもらいたい。それしかない」と話した。
同商店街振興組合が運営する観光案内所では、緊急事態宣言中も閉所する予定はなく、観光に必要な情報やパンフレット・記念スタンプを用意し、観光客を出迎えている。22日も9:00〜18:00は観光客の対応に備えている。
現在、同商店街では、約20件ほどの店舗が営業しているが、今後営業するかどうか変更もあり、出かける際は電話による確認が必要となる。
案内所の女性は、「道外からの人もちらほらいるが、人通りは少ない」と話していた。
また、アイテル公式LINEアカウントを登録することで、同所設置のカメラから、同通りの混雑状況が確認でき、加盟店舗等の空席状況も分かる。
市内では、21例目のクラスターが公表され、新規陽性者も29名と多く、ひとりひとりの感染防止対策が求められている。