小樽総鎮守住吉神社(住ノ江2・星野昭雄宮司)では、“小樽まつり”と呼ばれ、市民から親しまれている例大祭(7月14日~16日)を、昨年に続き、縮小取りやめとした。
4月26日(木)15:00から開かれた責任役員会議で、例大祭について協議。新型コロナウイルス感染症の拡大防止と参拝者の健康を第一に考え、5月13日(木)10:00から各連合町会長へ説明し承認を得て、縮小取取りやめを決定。
但し、祭り期間中の副参道鳥居33基のライトアップ、神輿5基と馬車1台の夜間展示、好評の花手水は実施する。
星野宮司は、「本年で153年続く例大祭であるという自負と、今日まで受け継いで参られた先人たちの気概を尊重する例大祭に致したいと存じます。感染拡大が終息し、来年以降、誰もが気持ち良く参拝でき、誰もが楽しめる例大祭、そして、地域の伝統文化を感じ得ることができる例大祭が再開できるよう、日夜努力して参る所存でございます」と、文面で思いを述べた。
7月14日(水)17:00から神社役員のみの参列で宵宮祭、15日(木)10:00から神社役員のみ参列で本祭のみを執り行い、百貫神輿渡御や餅巻き等は取りやめ。
期間中の参拝と授与品頒布は、通常通り6:00~21:00、授与品頒布所は9:00~21:00。7月9日(金)~16日(金)、国道沿い奉納提灯掲揚は例年通り実施する。
境内露店は出店を取りやめとするが、6月末に、北海道知事が非常事態宣言とまん延防止宣言を解除し、安全宣言もしくは準じる宣言が発出された場合のみ再度検討する。
町会や各企業への祭典寄附はせず、町内配布の幟も配布中止。樽神興御幣は初穂料1本2,000円で受け付ける。
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