5月11日(火)、小樽市内の桜のトリを飾り、「天狗桜」と親しまれている、天狗山(標高532.4m)山頂にある、樹齢100年を超えるエゾヤマザクラが満開となった。
市内の桜の中で一番遅い開花と言われ、山頂第2展望台にある桜とともに見頃を迎えているが、天狗桜の横には、スタッフが集めた雪山がまだ残っている。
5月に入り蕾が膨らみ始め、7日(金)に開花を確認。8日(土)に次々と花を咲かせ、ピンク色の桜が青空に映えた様子を、天狗山ロープウエイのHPで知らせている。ここ数日は気温が低く経過し、11日には満開となり、まさに見頃を迎えた。
今年から天狗桜横の展望場所に、TENGUUテラスと呼ばれるウッドデッキ7基に椅子とテーブルを設置。腰を下ろして眺望と桜が堪能でき、18:30頃からライトアップも実施され、夜桜も楽しめる。
天狗山ロープウエイの運行は、5月31日(月)まで11:00~20:00の1日45往復。6月1日(火)~8月31日(火)は20:36まで延長。
山麓から山頂まで全長735mを5分間の空中散策が楽しめ、12分間隔で運行。乗車時はマスクを着用し、手指の消毒・検温を実施、感染防止対策を徹底している。
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